正直、受講を決めるまでとても迷いました。
息子は自閉症で、こだわりも強く、感情の爆発も多い子。
「私の対応が悪いのかな」「もっと頑張らないといけないのかな」と毎日責めてばかりでした。
講座を受けてまず驚いたのは、“発達の特性そのもの”と“問題行動”をきちんと分けて考える視点を教えてもらえたことです。
これまで同じように見えていた息子の行動に、実はまったく違う理由があることがよくわかりました。
特に印象に残っているのが、
「怒りや癇癪の裏側にある本人の困りごとを見つけてあげること」
「親がコントロールするのではなく、環境を整えて“できる流れ”をつくること」
「できたことを小さくても拾ってあげると、子どもは確実に変わっていくこと」
この3つでした。
講座で学んだことを少しずつ家で実践してみたら、
息子が以前より癇癪を起こす回数が減りました。
私自身も「怒らなきゃ」と力むことが減り、“関わり方の土台”が整った感覚があります。
なにより嬉しかったのは、
講座を受けてから 息子のことを「困った子」ではなく「困っている子」だと自然に思えるようになったこと。
この一歩が、私にとっては本当に大きかったです。
今は、毎日の小さな成長を一緒に喜べる余裕が戻ってきました。
受けて本当に良かったです。
うちの子は、とにかく“止まっていられない子”です。
買い物に行っても走り出す、家でも常に動いている。
周囲の子と比べてしまって落ち込むこともあります。
「私の育て方が悪いのかな」と悩んだことも、一度や二度ではありません。日々どう接すればいいのか迷走していた時にこの講座を受講。一般的な子育てアドバイスではなく、うちの子にあった対応が必要だと気付きました。そしてどのようにうちの子向けの取扱説明書を作ればいいのか自分で工夫できるようになりました。
・動ける時間を先にしっかり確保する
・短いタスクに区切る
・できたことを小さく褒める
・叱る前にまず深呼吸
など、少しずつ工夫するようになりました。
完全にうまくいく日はほとんどありません。
でも、前よりも笑顔が増えて、
子どもの“得意なこと”“楽しいこと”が少しずつ見えてきています。
“多動で大変な子”ではなく、
“好奇心があって、動くことで世界を感じたい子”なんだと思えるようになり、
私の心も軽くなりました。
「うちの子、発達障害じゃないって言われました。でも……本当に?って、ずっと思っていました。」
3歳ごろから癇癪が激しく、気に入らないことがあると床に突っ伏して大泣き。
外ではがんばれても、家ではちょっとした声かけでスイッチが入る。
私は毎日クタクタで、「また怒ってしまった」と自己嫌悪のループでした。
周りのママ友の子は、もっと落ち着いて見える。
「なんでうちだけこんなに大変なんだろう…」
「私の育て方が悪いのかな…」
そんな思いが、いつも胸の中にありました。
市の発達相談も受けましたが、言われたのは
「診断にいたるほどではありません」「気質的な偏りでしょう」
という言葉。
でも、私は診断の“ある・なし”よりも、
「どう対応したらいいのか、誰か教えてほしい」
――ただそれだけが知りたかったんです。
癇癪がひどい日は、1日の半分が泣き声。
寝る前には「今日も怒鳴っちゃった…ごめんね」と子どもの寝顔に謝る日々。
「このままじゃ、いつか私が壊れてしまう」
そう感じるくらい、限界でした。
そんなとき、講座を受講して気づいたことがあります。
うちの子は、“わざと困らせている子”ではなく、
「感じ方が強い子」「切り替えが苦手な子」「気持ちの伝え方がまだ未熟な子」
だったということ。
それに気づいてから、
怒って押さえつけるより
“気持ちを言葉にしてあげる・選択肢を渡す・予告する”
という関わりに変えていきました。
すると、驚くほど癇癪の頻度が減りました。
あの頃は、誰かが
「診断がなくても育てにくさは本物だよ」
「あなたはよく頑張ってるよ」
と一言言ってくれたら、それだけで救われたと思います。
だから今、同じように悩むママに伝えたい。
育て方のせいじゃない。
あなたがダメなわけじゃない。
あなたの子は、ただ“少しサポートが必要なタイプ”なだけ。
私は今でも完璧ではありません。
でも、毎日怒鳴っていた頃の自分に比べると、少しだけ穏やかになれました。
そして、あれだけ癇癪が激しかった息子も、
今では「気持ちが言える子」に成長しています。
診断があってもなくても子どもの困った行動に対処できるようになるヒントがたくさんある講座でした。
息子が自閉症と診断されたとき、私は毎日が手探りで、正解がわからないまま不安ばかり感じていました。でも講座で“子どもの行動には必ず理由がある”という考え方を学んでから、見える世界が一気に変わりました。
前は困りごとだったこだわりや癇癪も、『どう支援すればいい?』と考えられるようになり、私自身が落ち着いて関われるようになりました。
今では、少しずつ息子とのコミュニケーションが増え、毎日が前よりずっと楽になりました。
育てにくさを感じても、誰にも相談できず、“私の育て方が悪いのかな…”と責めてばかりいました。
講座に出会って、“発達特性を理解することは責めることではなく、味方になること”だと知って涙が出ました。
学んだ通りに環境調整をしたら、毎朝の着替えバトルが嘘みたいに減り、子どもの笑顔も増えました。
なにより変わったのは、私自身です。『大丈夫、できるよ』と自分に言えるようになりました。
以前は、癇癪が起こるたびに私まで感情的になり、毎日クタクタでした。
講座で“怒りと距離を取る方法”や“子どもの気持ちの読み取り方”を知って実践すると、不思議なほど子どもとの関わりがラクになっていきました。
完璧なママじゃなくていい。特性に合わせた関わりができれば十分なんだ。
そう思えるようになった今、子育てが少し好きになれています。
講座を受ける前は、SNSでキラキラした育児を見るたびに落ち込んでいました。でも講座で“比較ではなく、わが子を見る”という考え方を学んで、肩の力が抜けました。
できないことを責めるのではなく、できるようにする道筋を一緒に作る。
その視点を持てたおかげで、子どもの成長にも私の心にも余裕が生まれました。
特性理解や支援方法はもちろんですが、講座で一番助けられたのは“私自身を整える力”でした。
子どもがどれだけ大変でも、私が落ち着いていれば状況は変わる。
そう実感できたことで、育児の負担感が大きく減りました。
あの時、一歩踏み出して受講して本当によかったです。